◆ 保有・管理 金子町自治会

◆ 運行 凌雲金子町太鼓台保存会・凌雲金子町太鼓台保存会青年同志会

◆ 旗印 第六號 凌雲 金子町


◆ 太鼓台の歴史

五穀豊穣へ感謝する秋祭りが山車そして現在の太鼓台の奉納という形にいつ頃なったのかは定かではないが、御神輿に供奉する山車が盛行し、この山車に太鼓が積まれ、鉾や装飾が施されるようになり、江戸時代後期には現在のような蒲団を積み重ねた形や形状の異なる多彩な太鼓台が作られたとも言われる。

金子町太鼓台の歴史

とりわけ金子町は古くには大正初期には太鼓台を保有していたようだ。当時、旧金子地区は鐘原と呼ばれており、それがゆえに原太鼓と親しまれ昭和40年頃まで三島神社に奉納していた。それ以降30年以上のブランクがあったが、平成9年に町の有志により一部(布団締・掛布団・飾幕・房など)を除き新調再建を果たした。屋号・号数は旧太鼓台そのままに「第六號 凌雲金子町太鼓台」と名付けた。その後部分新調を重ね、平成16年に完全新調となる。以降も部分新調や修繕を重ね今日に至る。

金子町太鼓台の見どころ

金子町太鼓台の最大の特徴であり見どころは、太鼓台全体に施された彫刻の数々である。組高欄に配置された唐子彫刻は琴平の伝統工芸師 上野俊之氏、また、組高欄の力神・虹梁の雲龍・すべてが違った表情の獅子頭・蛙股の義経源平記の彫刻は西条の伝統工芸師 石水信至氏による力作である。これらの伝統工芸を守ることもまた金子町太鼓台の使命である。

令和五年

令和4年

令和元年

平成30年

平成29年

平成28年

平成27年

平成20年

平成19年

蟇股彫刻