◆ 保有・管理 西寒川自治会

◆ 運行 西部太鼓台運営委員会

◆ 旗印 


◆ 太鼓台の歴史

西寒川にはおよそ120年くらい前に太鼓台があったと言い伝えられている。口伝によると川原町型の「おわん太鼓」であるという。太鼓台同士の喧嘩がもとで焼失されたと言うことであるが、写真等は何も残っておらず、復元する資料がないことは残念なことである。

それから100余年、太鼓台のない地区であったが、平成9年、当時の寒川青年団が運行していた太鼓台を西寒川有志が譲り受け、「愛鼓会」という組織で「寒川西部太鼓台」として運行を始めた。かなり古い太鼓台であったので、有志30数名で負担し、飾幕、掛蒲団等を購入した。

手作りの部分が多い太鼓台であるが、かき棒については特に思い入れがある。・平成10年に、自治会員の方の個人の所有林より約70年ものの桧6本を寄付いただき、当時の「愛鼓会」のメンバーで切り出し、1年間乾燥させ、約2ケ月かけて削りあげた。出来栄えはもちろんのこと、会員の行動力と団結力が証明されかき棒である。

平成15年度より、西寒川自治会の所有となり、将来の新調に向け太鼓台運営委員会が構成される。

◆ 一言

西部太鼓台では、自治会総会にて平成19年度完成に向けた太鼓台の新調が決定された。
型式については昔から口伝されている川原町型の「おわん太鼓」の意見と現状の「ちょうさ型」の意見があったが議論の末、現状の「ちょうさ型」に決定した。

自治会では西寒川地区の地域活性化のため太鼓台を老若男女の集える一つの場と考え、魅力のある他に誇れる太鼓台作りに取り組んでいる。
新調に向け発足した太鼓台建設委員会が毎月定例会を開いてきた。

そして平成19年、本年秋祭りを目前に控え、新調完成した西部太鼓台です。

皇孫殿下御誕生慶祝行事 統一会場にて

差し上げ!西部太鼓台!

西寒川集会所前にて集合写真